銀行を辞めたい人へ
静岡ジャイアン
今回は、僕が『(銀行員時代に) なぜ転職を検討したのか?』について書き綴って行きたいと思います。
ジムミ
静岡ジャイアン
銀行員
静岡ジャイアン
まさに予想的中です。
後2日は上がると思うのでこのまま放っておきますが、常にチャートはチェックしてタイミングで今回のトレードには見切りをつけます。
少ない元手でも、月に数十万〜数百万程度なら、勝つ事は難しくありません。 pic.twitter.com/yuR9a7LY1r— 静岡ジャイアン(経営者) (@moribo3986) February 1, 2022
ライター 静岡ジャイアン
・31歳(男)建設業経営中
・銀行員(22〜27歳) → 建設業(27歳〜)
・転職により給料UPと時間外の削減に成功⬆️⬆️⬆️
・毎月副業の収益(月20〜50万円)を生活費にあて、本業分は全て投資と貯金💰
・オーシャンビューのマンションで悠々自適の生活
ドバイくん
静岡ジャイアン
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1.銀行員の転職理由トップ5
静岡ジャイアン
銀行員
1-1.ストレスが多すぎる…
銀行員100人に調査してみました。
その中で1番多かった「転職を決意した際に感じたこと・銀行員時代に辛かったこと」ランキングの第1位は、ストレスの量でした。
いわば「ストレスの量から解放されたいと願い、転職を決意」している人が多かったのです。
またここではストレスを漠然としたものとして定義しておりますが、
ストレス = 給料 のバランスがアンバランスだと感じる人が多くいるのが、
金融業界の性質なのです。
人間が1日に「我慢できるストレスの量」よりもさらに大きく、無理(ストレス)が生じる(負担される)という回答が多数送られてきました(笑)!!
静岡ジャイアン
ドバイくん
ストレスの数値 > 我慢できる数値
200 100
銀行員
静岡ジャイアン
銀行員アルアル(変わった風習)
- 『減点主義の世界ゆえ、100点以外は怒られる』
- 『ノルマありすぎる』
- 『組織が体育会系すぎる』
- 『事務作業は地雷だらけ、ミスったら終わり』
- 『プライベートの時間が意外とない』
- 『勉強したり飲み会だったり奉仕活動だったり…こんなことして意味あんの?ってイベントが多すぎる』
静岡ジャイアン
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ストレスの割合を占めるポイントも様々ありましたが、数多くの銀行員が感じているのは「抱えているコミットの数字」が影響しております。
(*係によっても忙しさや大変さは異なります)
基本的に 1回/半期 「コミット」と呼ばれる、目標やノルマを上司と一緒に決めます。
(上期) 4月〜9月
(下期) 10月〜3月
このコミットに沿って銀行員は半年間、営業成績や業務内容を評価されるわけですが…。
このコミットとして割り振られる数字も厳しく、、。ストレスとなるわけです。
銀行員
ジムミさん
法人客にしろ個人客にしろ、銀行員は「お客様の大切なお金を管理する」仕事をするわけですので、失敗は許されないわけです。
静岡ジャイアン
また、月末や期末月が近づき…
コミットの数字や支店の目標金額がたらないと、いわゆる「お願い営業」までして、自分や支店の数字として「コミットしている数字」を、お客様の首を無理にでも縦に振らせて獲得しないとならない文化でした。
参考 銀行員の営業ノウハウ取引先の社長のふところに飛び込み営業術
銀行経験者であればノルマ未達成というのは許されない文化であることは理解できると思われますが、
自分の罪をお客様にお願いして代弁してもらうと言った、なんとも「お客様目線」の真逆の考え方が銀行にはありました。
この、「自分の責任をお客様になすりつける・皺寄せをせざるを得ない環境」に
僕自身は非常に憤りや不甲斐なさを感じました。
「このままでは人としてのバランス感覚が失われる…。仮に、僕がずっと銀行員としての生活していくのであれば、百歩譲ってこの環境に染まってもいいのかもしれないけど…。将来違う世界を見たいし、このままでは絶対に心もお金も裕福にはなれない。そして、このストレスな世界からも早く抜け出したいし」
という気持ちが強くなり、銀行からの転職を強く決意したのでした!
1-2.尊敬できる上司がゼロ
2つ目の理由としては、尊敬できる上司ができなかった点です。これはたまたま配属された僕の支店や、僕の周りに限った話ですので、きっと全店を見た時であれば、もっと尊敬したい上司はいたのだと考えるようにしております。
どんな職業(職場)でも、人間関係は「職場環境」単体の理由で見れば、とても大事な要素を占めると思います。
建設会社に転職をしてから切に感じることは、いわゆる学歴や社会的地位、そして生活レベルは銀行員時代の同僚等の方がよっぽど上でしたが、
「人として本当にしっかりしている」のは建設会社の同僚達の方が多い気がしました。
「建設会社」と一言でいっても、
- 現場を管理、指揮する立場の現場監督
- 現場で実際に働く作業員(職人)
- 現場の設計をしたり、図面をかく積算係や建築士
など、建設会社に関わる人々も各々ステータスも違い、一括りにはできません…。
また、金融業界に比べたら休みも短く、忙しさから「遊んだりする時間もなかなか取れないから」といえばそれまでですが。
しっかりと将来のことを考え、投資や貯金をしている人が割合としては多い気がします。
静岡ジャイアン
業界での風習やイメージカラーが大きく関係・影響する部分ではあると感じますが、銀行員時代は飲み会は週に少なくても2・3回。上司が飲みたくて部下を誘った飲み会でも、基本的には年次や処遇によって「傾斜をつけて支払いをする」ケースが殆どでした。(全額ご馳走してくれるケースは殆ど”無(0)”でした)
・ケチな人が多いと言うのか?それが銀行というのか?
・ベテランも若手時代に同じ環境で育ってきたからなのか?
基本的には①傾斜をつけての支払いか②半々の割り勘で支払いをするケースが当たり前となっておりました。
(10年前の)静岡ジャイアンパパ
静岡ジャイアン
僕の幼少期からの教えや、置かれていた環境が特別だったこともありますが、それ以外を取っても銀行員からは、「どこかで自分を守り相手を裏切る様な態度」や、「ケチな一面」も垣間見れました。
例えば、サラリーマンの典型かもしれませんが、「ミスは部下のせい」、「手柄は自分のおかげ」のような上司も中にはたくさんいましたので、そんな環境にも憤りやいづらさを感じておりました。
静岡ジャイアン
静岡ジィイアン
銀行員
銀行は(冒頭でも)合う・合わないがはっきり別れる職業(組織)と説明しましたが…一番大事な「人」(行員)の本質的な教育も踏まえ、変えなければならない点が沢山あると感じました。銀行キャリアをこのまま積んでいいものなのか?このままで自分の人生は良いのか?など様々な不安も抱えている行員も沢山いると感じております。
1-3.無駄な飲み会が多すぎる問題
3つ目に辛かったことといえば、飲み会が多い点でした。しかも無駄な飲み会が(笑)
私が勤務していた銀行では、少なくても週に2〜3回の飲み会が毎週、開かれておりました。(多い週には毎日ペースで仕事後に飲み会が開かれる時もありました。)
こちらにクニトミさんの共感記事をシェアします!まさにこの通りです。みた時は、当てはまりすぎて一人でお腹を抱えて笑ってしまいました(笑)
クニトミさんの記事。
僕も元銀行員だったので、めちゃくちゃ共感。笑えます。 pic.twitter.com/7I1EKnXUrl— 静岡ジャイアン(経営者) (@moribo3986) January 28, 2022
静岡ジィイアン
銀行員
僕は働いている約5年間の間に、2店舗人事通達による、支店移動を経験しました。
1店舗目の支店では、そこまで飲み会の頻度は多くありませんでした。
週に2〜3回気の合う仲間・同僚・上司などと、いわゆる一般的な他の会社やサラリーマンと同じ程度の回数でした。
しかし「月末会」「決起集会」「エリア会議」etc…などなど。ありとあらゆる打ち合わせや会合の後は必ず飲み会が開かれました。同じ支店の仲間が転勤をすると、謎に係や縛りを設けて飲み会を開催する機会が多く一種の文化となっておりました。
こんな感じてです(笑)
①席が近い「融資(係の)島」で飲みに行こう
②「若手(30歳手前まで)」で飲みに行こう
③「同期(支店内の同期のみ)」で飲みに行こう
無駄に飲み会を連日連夜開く文化があり、それが風潮と化しておりました。
クニトミさんの記事。
僕も元銀行員だったので、めちゃくちゃ共感。笑えます。 pic.twitter.com/7I1EKnXUrl— 静岡ジャイアン(経営者) (@moribo3986) January 28, 2022
静岡ジャイアン
ジムミさん
静岡ジャイアン
転勤をした先の支店は最悪でした。
(支店のメンバーやその支店カラーにもよるのでしょうか…)
お酒好きな上司(当時の筆頭役席*支店長補佐)がいた影響で、若手行員は毎日の様に飲み相手として居酒屋やいわゆるキャバクラに連行されるのが日常茶飯事でした。
まだ全額奢ってくれるならわかります。タチの悪いことにその上司は、「誘ってあげ、相手(誘われている相手)も喜んでいるに違いないのだから、お金は割り勘」というマインドが頭の中心にありました。そのため、毎日の様に繰り広げられるアルハラで沢山のことを失いました(笑)
- お金(当時給料の殆どは飲み代で消えました…)
- 時間(もっと違うことに時間を費やしたかった…)
- 痩せていた頃の体型(お酒飲むと百害あって一理なしと感じております…)
普通の飲み会であれば「僕も飲み会は好きな方なので」もちろん、失うこと以外にも得られることも沢山あります。しかし、転勤先の支店でのアルハラ上司との飲み会は、今まで僕が思ってきた「飲み会」の定義を根底から覆すもの(全く違うもの)でした。
明らかに頻度も多く…寝不足で日常業務にも支障が出るレベルでしたので…断ることも何度かしてみましたが、断った次の日からは「口も聞いてくれないし、稟議書や書類見てくれなくなりました」
組織で大事な盾系列が機能しなくなったわけです(笑)
いわゆる権力で若手を支配してくる系の上司でした。その為…強制的に飲み会にはついて行くしかなくなりました。
基本的に19時半〜20時00分に仕事が終わり、そこから近くの居酒屋に行き21時00分から飲み会がスタート。1件目が22時00分頃〜23時00分頃終わると、そこから2件目・3件目へと。
結局日付も変わり、翌日の2時・3時に寮へ帰宅。そこからお風呂や洗濯をして3時半〜4時に就寝。翌朝、二日酔いで体も頭も重苦しく…頭の中はグルグル回っている中、6時に起床。7時の電車に乗り出社して…といった形で、それが殆ど毎日続きました。
静岡ジャイアン
ドバイくん
このままでは僕の「銀行員人生」がダメな方向に終わると感じ、対策も試みました。
相談(対策)したこと・・・
- 他の上司や先輩に相談する →「あの人はそういう人だからしょうがないよ…。もうすぐ転勤だからそれを待つしかないよ」と言われるのが関の山だった。銀行員の悪いところで組織自体が減点方式なので、後ろめたいことへ対して目立ちたくないと言ったところがあり、本当の意味で「本気」で考えてくれる人が少なかった。
- 人事部へ相談 → 人事から支店長に報告 → 支店長から当事者本人に事情聴取が入る → 告げ口をした僕が犯人的な扱いになり、当事者本人(上司)との関係性が悪くなる
結局は相談する前より事態は悪くなりました…。人間的には問題があっても、仕事はできる上司でしたし、支店長補佐としての立場も今までの実績や経験あった方でしたなので、人事部から素行の悪さに目をつけられても、組織としては残しておきたいのは、一目瞭然です。レギュラー選手と補欠選手、監督がどちらを重宝するかといえば間違いなく前者の方です。
静岡ジャイアン
ドバイくん
1-4.減点主義な組織ゆえマイナス思考な考え方になっていく
静岡ジャイアン
こちら背景には厳しすぎる「出世競争」が影響しておりました。
参考 あわせて読みたい【銀行員を目指す就活生へ】銀行就職を希望した理由と就職前後のイメージの相違について銀行員
年間にメガバンクでは約600人/年 前後の採用。地方銀行でさえ約150人/年 前後の採用となっております。銀行員は若手行員時代に銀行業務検定を沢山受けさせられたり、自己学習をさせられ出世の競争を恒常的に仕向けられます。そこで、中々資格取得ができない行員などに対しては「やる気がない」という判断を下され出世が遅くなったり、転勤先が限られてきてしまったりといった不具合が出てきます。
また、地味に将来を分けるのが「ミスをしない」という体質です。銀行は前述した通り、「減点主義」の組織体制でしたので、うまくやること以上にミスをしないことが「出世」を考えた時に、効いてくるわけです。
「ミス」とは、銀行業務に関しては勿論ですが、極端な例では担当している取引先の企業が倒産してしまった、行内での不倫がバレてしまった、部下の統率力がない、なども理由としては挙げられます。
この様な考えは必ずしも消極的な人間を育成すると感じております。常にマイナスな思考能力が先走り、ネガティブ思考が構築されてしまいます。常に怯えながら、また常に萎縮しながら仕事をしながら生きること以上に男としてカッコ悪いことはないと感じ転職を決意したのでした。
1-5.モチベーション維持が難しい
最後の理由としては、モチベーション維持の問題でした。
静岡ジャイアン
殆どの銀行員は3年に1度程度のタイミングで転勤を繰り返します。
出世をするためには転勤を繰り返し、転勤先のお客様のハートを鷲掴み成績を上げていくのが銀行員として求められるステータスです。
あいにく銀行には、「自分の希望(転職先)を伝えられる制度」がありましたので、転勤先を一つのモチベーションとして業務に当たっておりました。しかし、期待外れの転勤先に配属されることや、いわゆる暗黙の了解で出世競争から外れるルート(キャリア)を人事移動で告げられた時は、モチベーションを再度取り戻すには中々難しいですよね。
競争相手が多く、かつ減点方式の評価制度ゆえに、出世を意識しすぎると心労してしまうケースというのが多々見受けられました。
銀行員
2.どんな考えを持つ銀行員は転職を検討した方が良いのか?
次に、「どんな考えを持つ銀行員は転職を検討した方が良いのか?」という内容について深掘りして行きたいと思います。
銀行員
僕が約5年間の銀行員人生でつくづく感じてきた部分や、自分の周りの銀行員(元銀行員も含む)へヒアリングをしたりもしながら、改めて振り返って考えました。
そこから浮かび上がってきた(銀行組織の体質が馴染めず…遠ざかっていく/退職をした人の)特徴をまとめてみました。
- ノルマや競争が嫌いな性格 ⇨1度/半期に設定されます
- 縛られるのが嫌いな人 ⇨分単位で行動管理をさせられます
- 落ち着きがない性格 ⇨ミス連発し上司から怒られる
- 人に従うのが嫌いな性格 ⇨周りと協調できる性格を求める傾向有
- 怒られるのになれていない ⇨ちょっとしたことで怒られます
- スーツを着て仕事をしたくない ⇨仕事のパフォーマンスは着物ではない
- 時間に追われる環境が嫌い ⇨常に時間との戦い
- 自分のペースで仕事をしたい人 ⇨マイペースだと❌
- 電話が鳴り響く環境に馴染めない人 ⇨1年目の仕事の8割は電話対応
- 上下関係に免疫がない人 ⇨体育会系の組織
- 人と話すのが苦手な人 ⇨常に電話や対面でお客様や同僚と会話をする
こちら以外にも勿論ありますが、パッと出てきた項目だけでもこんだけあります。
昔のように「我慢するのが美」、「石の上にも三年」といった風潮が必ずしも正解ではない世の中ですので、上の表に多く当てはまる人や、少しでも不安がある人ははっきりいうと、銀行員には向いておりません(笑)他の業種を検討した方が、自分自身の長い人生の中で考えたら、良いのではないかと心から感じます。
静岡ジャイアン
ドバイくん
2-1僕が建設会社に転職した理由
僕が建設会社に転職をした理由は大きく分けて3つ(理由)ありました。
- 実家が建設会社を経営していた。
- チームで作りあげ、目で見て感動できる仕事がしたかった。
- 銀行に比べライバルが少ない業界なら1番になれると感じた。
静岡ジャイアン
1.の「建設会社を経営していた」については、僕の家は祖父の代から70年続く地元の中小企業(建設会社)です。その影響で、小さい頃から父や祖父の背中を見て育ってきました。自分の中でもある程度物心がついてからは、「長男だし、大きくなったら会社を継いで従業員の家族を食べさせていかないといけないのかな?」と自然と感じながら、生きてきました。その影響もあり、転職をするなら建設業界というのが自然と湧き出てきたのだと感じております。
2.の「チームで作り上げ、目で見て感動できる仕事がしたかった」については、家族や、実家の会社で働く社員の姿を(小さい時から)見てきた影響が1番強い部分だと感じます。「仕事というのは、自分一人で行うものではなくチームや組織で力を合わせて作り・成し遂げていくものだ!」というのを自然と固定概念として持っていたのだとも感じます。自分自身も転職活動をしてみて、改めて思い出させられた部分となりました。建設業の一番やりがいを感じる部分は、目で見て結果がわかる仕事ぶりだと感じております。
3.の「この業界なら1番になれると感じたから」については、自然と前職時代から勤めた金融業界(銀行)で、ある程度の実績も経験も積んでいた事もあり、自分の気持ちの面では「どこでも通用するできる自信」は持っておりました。後から振り返って考えてみると、業界は知識と経験共に幅も広く、一朝一夕では勿論のごとくいかない部分もありましたが、それでも若い時から各取引先の社長様や経営者の方々からお話を聞かせて頂く機会というのが圧倒的に他の職業に比べたら多かったため、「営業」と「マネジメント」の部分では、全く問題なくすんなり入り込めました。
静岡ジャイアン
静岡ジャイアンパパ
2-2.銀行員でも建設業界へ転職できた理由
静岡ジャイアン
上記で記載した通り、結局はやる気の部分が一番大事だと改めて感じました。
建設の仕事は、他業種からの転職者というのは殆どおりません。それは専門性の知識を広く求められる業界だからです。
3.転職してわかった銀行員時代と比べたメリット・デメリット
次に転職して感じたメリット・デメリットについて説明していきたいと思います。
メリット
- 給料が上がった(手取り20万→35万)
- 無意味なノルマや自分本位でない営業をしなくて良くなった
- 自分の時間が圧倒的に増え、将来に向けた勉強や副業に力を注ぐことができる様になった
デメリット
- 年間休日が減った。
- 暦通りの出勤(休み)ではなくなった
- 会社が守ってくれなくなった
3-1.メリット1.給料が上がった
まず一つ目のメリットは給料が上がった点です。
静岡ジャイアン
建設会社の給料が高い理由としては、「3K」と呼ばれる業界ゆえ、人気の低い職業なのが原因です(3K=Kキケン・Kキタナイ・Kキツイ)
昨今では、完全に企業側 or 就職者側との関係は、売り手市場となり、どの企業も採用には憤りを感じているのが現実です。基本的な対策としてはあ、基本給を上げ、人材確保に努めないと…優秀な人材を確保できないというのが実態です。
売り手市場+3K(人気がない職業)をカバーする為に、基本給が全体的に上がっている。そのため、建設業界に転職したばかりの僕でも基本給は「銀行員時代と比べても」高い設定で頂けたということになりました。
3-2.メリット2.無意味なノルマと自分本位でない営業をしなくてよくなった
二つ目のメリットはノルマが無くなった点と、自分本位でない営業をしなくて良くなった点です。
銀行員時代はとにかくノルマを張られるのが当たり前の環境でしたので、常に数字やプレッシャーがつきものでした。しかし、建設会社に転職をしてからはノルマというノルマは無くなりました。
ノルマを達成する為に営業行員は毎日取引先を回っては、営業を繰り返す日々でした。
[渉外行員の1日の流れ]基本的に、1日の流れはこんなでした。
休憩もろくに取れませんでした。営業室内は電話が鳴り響き、窓口が空いている時間は基本的にお客様対応をします。それ以外の間は係にもよりますが、基本営業(活動)の繰り返しです。
銀行も奉仕団体ではなく営利企業である以上、売上を立て利益を生み出さないと勿論のごとくいけないわけです。非常に感じたのは、「お客様ファースト」とは言葉ばかりで、求めてはいないお客様にサービスを提供する機会というのが随分と沢山ありました。
静岡ジャイアン
実際には支店の数字や自分のノルマのために「あの手・この手」で営業を繰り返し、時にはお客様にお願い(営業)をしたり、無理を言っての営業というのも日常茶飯事だったのです。
建設会社に転職をしてからは、そんな「ノルマから追われる日常」や「自分本位でない営業を繰り広げる日々」からも解放されました。
3-3.メリット3.自分の時間が圧倒的に増え、将来に向けた勉強や副業に力を注ぐことができる様になった
三つ目のメリットは自分の時間を作ることができる様になった点です。
そのおかげで、僕は副業や将来へ向けた(建設業以外の違った)勉強に時間を費やせることになりました。
始めた副業は
- 株
- アフリエイト
始めた勉強は
- 英語
- 経営学
勉強面では転勤してからの3年間(以上)を、毎日30分〜1時間をあてている為、相当な知識を習得できました。目に見える成果としては、英語(TOIEC)の点数がUP、英語を使用しての普通の会話や旅行・ビジネスシーンなどでの一般的な英語レベルでは問題なくなりました。副業では、サラリーマンの片腕程度の給料は簡単に毎月収益として入ってくる様にもなりましたし、願ったり叶ったりです(笑)
オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)
僕が利用しているオンライン英会話はこちらの Bizmates(ビズメイツ)になります。
オンライン英会話の記事については、こちらの記事でも詳しく比較をして買いておりましたので、興味のある方はゆっくりとお読みください。
静岡ジャイアン
3-4.デメリット1.年間休日が減った
正直、心の底から感じるデメリットというのは、全くありませんでした。強いて挙げるとするならば、以下の3点になるのではないでしょうか。
1.年間休日が減った点については、現在の建設会社の勤務形態は
出勤形態 (勤務日)平日・土曜日隔週
(休日) 土曜日隔週・日曜日・お盆/正月休暇有り
銀行員時代はお盆休と正月休みはありませんでしたが、土日は完全に休み。また年に2回程、長期休暇(1週間休暇とミニ連休)の取得が可能でした。そのため、年間を通しての出勤日で見ると、銀行員時代の方が遥かに多かったです。しかし今現在は仕事が楽しくて楽しくてしょうがない状態なので、休みが減ったことはそこまでデメリットではありません(笑)
銀行員
3-5.デメリット2.暦通りの出勤(休み)では無くなった
2つ目のデメリットは1つ目と似てよったりですが、暦通りの出勤(休み)では無くなった点です。
銀行員時代の勤務形態は暦通り(カレンダー通り)でしたので、取引先のお客様からも私(銀行員)の出勤日を理解して頂きやすかったです。その為、休みの日のスケジュールは今の建設会社より幾分か立てやすかったです。
3-6デメリット3.会社が守ってくれなくなった
3つ目に感じる点としては、圧倒的に銀行員時代に比べて「会社が守ってくれない」点です。
銀行員時代は、お客様からは敬語で話しかけられたり、尊敬まではいきませんが、目上の方に対する対応をしてくれるお客様も多くおりましたので、客対僕はそういう関係が当たり前だと感じておりました。どちらかと言えば社会的地位も高い職業になりますので、「○○建設の静岡ジャイアンです!」とお客様に挨拶をするよりも、「○○銀行の静岡ジャイアンです!」と挨拶をした方が受けは良いのも現実です。
良くも悪くも銀行組織は、「世間体」を非常に強く気にする文化がありますので、「何かミスをしてしまった」「苦情をもらってしまった」などのシチュエーションとしてはピンチな時に必ず上司が一緒に謝りに言ってくれました。
しかし僕が働く建設会社の場合、1つの現場(1つの仕事・案件)を初めから最後まで担当させてもらえるわけですので、仮にミスをしてしまった時も全部自分で解決しないとならなくなりました。
世間一般的にみれば至極当然のことですが、銀行員時代と比べて強いてデメリットと感じる部分として述べさせて頂きました。
しかし逆を言えば、責任感が生まれ社会人としては立派な心持ちができるのでよかったかなと純粋に感じております。
静岡ジャイアン
4.銀行員が転職を成功させる「コツ・理由」を紹介します
次に銀行員が転職を成功させる「コツ・理由」について説明していきたいと思います。
静岡ジャイアン
- 銀行業務で培った知識が使える転職先に絞らない
- 銀行で習得した人脈もフルに活用する
- 経歴をフルに使う
4-1.銀行業務で培った知識が使える転職先に絞らないこと
銀行業務は少し特殊な業務です。その理由としては、営業店での業務であれば俗にいう世間一般的なエクセル・ワード・パワポなどの知識は特段必要がなく銀行独自のシステム(UBT)を利用したり、銀行独自の協議書作成システムを利用しての業務が多いからです。
その為、業務の偏りがあるが故に銀行業務に特化した知識であればスキルアップできますが、それ以外の知識というのは知識として習得しずらい背景があります。
偏りがあるゆえに転職をする際には弱点となるとも聞いておりました。その為、殆どの銀行出身者は新たな転職先を保険会社・M&A・証券会社・他行…と言ったところが転職先としては多い実態があります。
僕の場合は、「確かに、今すぐに即戦力として自分の知識を最大限アウトプットできる環境を考えたら、金融業への転職が先決だけど…長い人生のことを考えたら転職を繰り返しながら自分自身のスキルアップができる未業界への転職を繰り返した方が良いのではないか」と考えました。
銀行で培った財務・税務・法務知識を活かして、建設業界特有の資金繰りの改善に尽力できるとも思ったし、 日々の業務内容としては、銀行業務で培った・営業・現場監理(品質/工程/安全監理)・マネジメントなんかも使えるとも思いました。
将来的には建設業界全体の時間外削減へ向けた取り組みや発信、自社独自の仕組みやシステムの導入を繰り返し、高利益率組織を目指せる様、自分の経験を最大限にアウトプットしたいとも考えた次第です。
4-2.銀行で習得した人脈もフルに活用すること
人脈をフルに使うのはとてもおすすめです。
法人担当(営業行員)の場合、約100社前後の取引先を1人で担当しますので、人脈は自然と深くなります。お客様のことを知らなければ色々な提案ができないので、無意識のうちにお客様との会話や面談も増えるのが営業マン(ビジネスマンなら当たり前のことかもしれませんが特に)です。ゆえに自然とお客様のことも良い意味で色々と知れる環境にあるわけです。
基本的に銀行員は普段面談をするのが、決定権のある「社長」ないしは「役員クラス」の方なので、僕たちペーペーよりも圧倒的に人脈は広いので、そんな社長1人に気に入ってもらえれば転職をする際に紹介をしてもらえたり、何か有益な情報を頂くことだってできるわけです。
4-3.経歴をフルに使うこと
銀行に就職する際に最も重要視されたのが経歴でした。
その経歴をフルに使うことは、意外と転職の際にも使えるなと感じました。
僕自身は何より、社会に出たら経歴は全く関係ないと思っておりますが、業種や業務内容によってはまだ経歴のみでクリアできる業界や会社もありますので、使えるものは使うべしのごとく、しっかりと活用したいものですね。
5.オススメ転職エージェント
5-1.マンツーマンで転職支援をしてくれる【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】
マンツーマンで転職活動を支援するコンサルティングサービス【POSIWILL CAREER】
5-2.マンツーマンのキャリアコーチング【ニューキャリア】
5-3.20代のための就職・転職支援サービス【えーかおキャリア】
5-4.年間1,000人を輩出する【完全無料IT研修&就活ProgrammerCollege】
5-5.家事も育児も両立させたいそんなあなたへ!フルタイム勤務でテレワーク【ReWorks(リワークス)】
専門的なスキルが無くても、フルリモートで正社員を目指せます【ReWorks(リワークス)】
5-6.未経験分野への転職支援サイト【アーシャルデザイン】
昨日だけで70,420円(勝ち・プラス)です。月に2.3回のトレンドを逃さずに行えば、1回あたりのトレードでこのくらいは稼げます。月に数万円〜数十万円単位の収入源を何個か作れば、本業で稼いだお金は何も手をつけず、副業だけで回せますよ✋ pic.twitter.com/AfXjhHlw02
— 静岡ジャイアン(経営者) (@moribo3986) February 3, 2022
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